わたくし、恥ずかしながら‥「FXでガッツリ稼ぎたい」と思って、結果もでないうちに「専業トレーダー」に転身した経緯がある。だがしかし、これがまぁ〜地獄のような2年間だった…
専業になれば「東京時間〜欧州時間」やろうと思えば「NY時間」もトレードができる環境で
“チャンスが多い=勝てる確率も上がる”これで飯食っていけるっしょw。
このように、ど定番ショートケーキ並みの、甘っちょろい考えでFXをスタートした経緯だったが、
“月間で勝ち続ける”ということは、私が当初に思っていた考えの真逆だった。
そもそも「時間たっぷり=FX勝てる」は幻想だったのと、結果も出ていないのに専業トレーダーになるのは、ドMがする行為そのものw!いきなり専業トレーダーは絶対におすすめしない。
そこで今回は、勝率を上げるために、私が実践している『トレードしない努力』のメリットについて解説したい。

FXで勝つために必要なのは、自分がトレードできる時間内で、どのように戦略を立てるか?
また、勝った時と負けた時の立ち回りやメンタル!私が実践しているトレードルーティーンも合わせて紹介。
「ポジポジ病」や「なんでエントリーしたんだろ?」など時々やってしまう方は、これだけで無駄トレードが減り、勝率がグンっと上がると考えられる。是非とも参考に。
以下)この記事は「FX経験者向け」であり、まだ勝ててない方にビビッとくる内容となる。FXを初めてみたいと思っている方は、FXとはなんぞや?FX初心者さんにわかりやすく解説の記事を参考に↓
専業トレーダーが勝率を上げるため、FXをしない努力
まず!私の場合は、専業トレーダーなので「1日中トレード」ができる環境だが、冒頭でも書いた通り「朝から晩までトレード」したからといって勝てない!そもそも精神がもたない。
ざっくりだが、FXで「エントリーするポイント」と「1日の流れ」について。
細かい話は別記事で解説するとし、エントリーポイントは以下。
◆東京時間(09:00)の始まる前後から監視し、動きが強ければ順張り。伸びるようなら±10pipsで、伸びがイマイチと判断したら、ロット2倍にして±5pips
動きが弱いなら東京時間はトレードしない。
利益が出たら、PC画面は即消してトレードしない。理由は、勝っていたのに負けると取り返したくなってムキになるのと、1回のトレードで3%のリスクを追っているから、乱射を避けたい。勝ってやめれば勝ち逃げ。
◆東京時間で負けている時は、閑散時間(11時〜0時:30分)(14時〜15時)に逆張りできないか?監視する。チャンスがあればエントリー。
◆欧州時間(夏:16時)(冬:17時)は、値動きが激しいから、チャンスがあれば積極的にトレードしてる。ただし、利益率がその日6%くらいならわざわざ欧州時間をトレードすることはない。
◆ニューヨーク時間は全くトレードしない。呑んでるw
↓・朝6時起床↓
↓・昨日の値動きチェック(自分が売買した後の値動き)
↓・9時前後からブログ書きながら監視
↓・昼寝or主夫業(洗濯、晩御飯買い出し)
↓・欧州時間15時から監視
まぁ〜専業トレーダーと言っても「トレード・ブログ・家事」が主な仕事で、一日の流れを見たところで、特に面白みはない。
ブログ書くといっても、3時間も書けば集中力がなくなるから、それ以外はユーチューブとネットフリックス、電子書籍で漫画読んだりw
FXが気になると、ブログや家事そっちのけでチャートに張り付いてしまうから、トレードしないために他のことをやるようにしてる。

サクッと書いたが「FXをしない」は、かなり難しいんだ。ワンコが餌をじっと見つめて我慢してるのと同じで、よほど自制心が強くない限り、自分をうまくコントールできない。
そのために、エントリーする時間を絞ることが大切であり、意識を他のことに目を向けることで、結果的にFXから距離を置くことができるのだ。
普通の方は、仕事と兼業でトレードしている方が多いと考えられるが、
・トレードできる時間帯
・エントリールール
この二つの条件が重なった時だけトレードするようにすれば、乱射を防ぐことができ、無駄トレードを極端に減らせる。
トレーダーを悩ます1番の悩みは「ドカン負け」だ。イコール自分を律する力。勝てるようになる最初のハードルは『自分をコントロールする胆力」これがもっとも地味でキツい仕事だろう。
FX専業トレーダーになったら勝てなくなった
ここからはFX専業トレーダーになった経緯について。
ブログを書く仕事のかたわら、FXに興味をもち、2〜3ヶ月くらい真剣に勉強した結果、先ずは3万円を10万円、その10万円を20万円に増やすことに成功した。
3万円→20万円までは、わずか3ヶ月くらいの期間で増やすことができ“よし!コレならいける”という変な自信から、ブログの仕事を減らし、FX専業トレーダーに1本化する舵取りをした。

“こ・れ・が全然だめで…!”今まで、3万円からコツコツ頑張った20万円は、みごと全損。
そこから資金を投入するも、全く勝てることができず、コツコツドカンで資金を減らし「ハイレバリベンジトレード」で資金を減らし…とにかく専業になった瞬間に、全く勝てなくなったのだ。
まさに「蟻地獄」や「負のスパイラル」といった言葉が性に合う。まだまだ低レベルだったってことだ。
これを読んでる読者の方も、このような経験をした記憶や場面に、思い当たる節があるのではないだろうか?
原因は、FXで自信持ってトレードできるほどの「経験値」や「バックボーン」が身についてなかったことで、急に勝てなくなった。
- メンタルが崩れ↓
- 手法を変え↓
- トレードルールを破り↓
- 無茶して大損…
- 資金投入↓
まさに「負のルーティーン」を、何度も何度も堂々巡りしていたのだ…
つまり!勝ててた時は、プレッシャーが無かったことや、いい意味でゲーム感覚だったのが、功を成しただけの話だった。
FX熱が冷め出した頃に、勝てるようになった
2年間も全く勝てなくて、いい加減「資金も目減り」し“疲れたなぁ〜”と思うようになってから、なぜか月単位で勝てるようになった。
2年間もやっていれば、客観的に見て、何となく勝てるようになった理由はわかる。そのブレイクスルーしたキッカケは、
FXで「前のめり」にならなくなったことで、適切なエントリーポイントまで待てるようになったことと、“無茶して損失を埋めなくてもいいや〜!”っと思えたことが大きいキッカケだった。
「気持ちの問題かよ?」というツッコミたい気持ちもわかるが、勝ててる人が見れば「確かになぁ〜」と、同感してくれる方も中にはいるだろう。
私の理論だが!FXは「綱引きの法則」とよく似た心理現象が起こると考える。綱引きの相手と引っ張り合いをしても、近寄ろうとせず、むしろ離れていく始末。余談だが、人間関係や恋愛もこの「綱引きの法則」が当てはまる。
FXの場合、引っ張る相手とはつまり、FXで勝てば得られる「お金」だ。そして、その先にある自分が叶えたい「欲」や「願望」などが、具体的な綱引きの相手となる。
・フェラーリに乗りたい
・リシャールミルの時計が欲しい
・将来豪邸に住む
・年に半年はハワイで過ごしたい
↑「the・男の夢」って感じだがw!「夢や願望」は動力源になるので、私自身も、FXをやる上で「大切な目標設定」だと思う。
しかし!FXのトレードと、上記のような「欲望や願望」は、切り離してトレードをしない限り、絶対に勝てないと経験した。もちろん「願望や欲」に負けず、冷静にトレードできる「上級者」や「プロ並みの腕」ならば問題はない。
一般的に「欲」は、気持ちを揺さぶるもので、冷静に見ようとしても目をくらます。そして「感情」が乱れて、トレードの成績に反映される。
こうなると「焦り」がメンタル崩壊に繋がって、お金がじゃんじゃん逃げてく。
このように、前のめりになってトレードしていた頃と違い、いい意味で、肩の力が抜けた状態でトレードできたことが、良い結果に繋がった。すると1ヶ月もすると、資金は減るどころか月利30%、2ヶ月目は月利40%…
今でもFXと綱引きをしないよう「あえてトレードしない」=「トレードする時間を絞る」という心構えで、今でも勝ち続けることができている。
まとめ:FXは、焦りや自分との戦い
自分の意見を赤裸々に書いてきたが、まとめると!結局は「焦り」から派生して、
・待てずにエントリー
・負けると熱くなる
・負けを取り返すためハイロット
・その日勝ってたのにトレードして泥沼
などなど、全ての根源は“早く稼ぎたいという「焦り」”からきてると私は考える。
FXを「単純なゲーム」に置き換えると、上か下かの話。リスクリワードが1:1なら勝率50%だ。なのに、負け組が多いと言うことは、余計なことをしているからに他ならない。
FXって奥が深い!でわ。最後までご覧いただき感謝。
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