この記事では、FXをこれから始める方!FXで結果が出ない方に向けて、私が勝てるようになった合理的な練習を紹介したい。
結論から言うと!FXで1万円を2万円にできなければ、FXやめた方がいい。と言う話で進めていく。
FXで勝てない特徴として!1番多いのが、漠然とトレードしてコツコツドカンで資金を大きく減らす。これは、小学生を経験しないと中学生になれないことと同じように、絶対に経験することの1つと言える。
FXで負ける要素は他にもごまんとあるが、私は1番簡単で難しい「1万円2倍練習法」にあらゆる経験を積むことができると考える。むしろこのハードルを超えきれない限り、50万円×2倍の100万円にもできない。いくらお金を持っていても達成困難というわけだ。
・小資金2倍の成功体験が必要な理由
・FXは労働行為だけど複利の力で倍々
上記について解説。
FXの世界では、年収1,000万円稼ぐなんて誰にでも可能性がある!しかし、その大きく金額に対する「胆力・メンタル・経験値」これらは金額の増減によって自分自身も成長しないといけない。
将来訪れるであろう困難は、2倍練習法で得た経験が必ずモノを言う。飛躍的に資金を増やすためにも、地味だが超強力な練習方法なので、是非とも参考にしてみて欲しい。
FX初心者は、資金を増やした成功体験が必要
話は冒頭の延長になるが、初心者を脱した時に、次に待ち受けて来るのが中級者へのステップだ。金額の大きさによる損失の怖さ。勝てるようになってくると、利益も大きくなるが、損失も比例して大きくなる。
その損失に対して耐えきれなくなると、正常なメンタルでトレードができなくなり、焦りやルールを破るなどが原因でドカン負けをする。これは初級者から中級の間に待ち受ける、レベル10のボスみたいなもの。
例えば、10万円でトレードしている場合、1回のトレードで2%のリスクをとっていたとする。
10万円の2%で勝てば+2,000円、負ければ-2,000円。勝率が60%なら資金が増えていく。このように順調に資金が増えたとし、100万円になったとする。
100万円の2%で勝てば+20,000円、負ければ-20,000円。
どうでしょうか?10万円の頃は、勝ち負けで±2,000円の金額だが、資金が100万円にもなると、勝ち負けで±20,000円にもなる。
金額に関係なく、やっていることは同じなのに、資金が増えることによってメンタルが揺さぶられるのは想像ができるだろう。ちなみに500万円になれば±10万円と桁がひとつ変わる。
これが中級になるためのデカいハードルで、なんなくスルーして億まで稼ぐ人も中にはいるが、おそらくレアキャラだ。一般大衆の私たちは、損は嫌うのが当然で、3連敗して6万円もマイナスになって平気な人は誰もいない。
しかし、勝てるようになってこのような試練があると分かれば怖くない。やることは一つ!小資金から2倍にできたという成功体験があれば、金額が増えても自信持ってトレードができる。
なぜなら金額に関係なくやっていることは同じだからだ。
FXで勝ててもいないのに、10万円からスタートするなんて「時期尚早」だ。
FXは労働行為だが、複利の力で指数関数的に増える
FXは「家賃収入」のように、1度お金が回るシステムを構築できれば自動的にお金が生まれるモノではなく、ちゃんと労働行為だ。
しっかりと頭使って働かないと、1円も稼ぐことができないし、ボサッとしてるとマイナスにもなるので、ラクして稼げる仕事ではない。特に初心者の頃は小資金だから、バイトした方が稼げる。
しかし!FXの複利という魅力的な力を使って、『労働行為に掛け算』をすることができ、今は資金が5万円で1日の労働5の力で日利2,500円しか稼げなくても、資金が50万円になれば同じ労働5の力で日利が25,000円に化ける。
これがいわゆる、アインシュタインが言うところの、人類最大の発明「複利の力」なのだ。
元本10万円からスタートし、利益2%を上乗せした複利のパターンと、単利の違い。
『複利』 | 『単利』 |
①102,000円 | ①102,000円 |
②104,040円 | ②104,000円 |
③106,120円 | ③106,000円 |
④108,243円 | ④108,000円 |
⑤110,408円 | ⑤110,000円 |
「単利」に比べて「複利」は、408円多く稼げている。10万円くらいの違いでは、そこまで複利の恩恵を受けることができないが、複利のペースで1年間トレードした場合(月20日営業)
月 | 『複利』 | 『単利』 |
1ヶ月 | 14万円 | 14万円 |
2ヶ月 | 22万円 | 18万円 |
3ヶ月 | 32万円 | 22万円 |
4ヶ月 | 48万円 | 26万円 |
5ヶ月 | 72万円 | 30万円 |
6ヶ月 | 107万円 | 34万円 |
7ヶ月 | 159万円 | 38万円 |
8ヶ月 | 237万円 | 42万円 |
9ヶ月 | 353万円 | 46万円 |
10ヶ月 | 524万円 | 50万円 |
11ヶ月 | 779万円 | 54万円 |
12ヶ月 | 1,158万円 | 58万円 |
10万円が1年間で1,000万円まで膨れ、これが雪だるま式でお金が増える福利の仕組み。
上記の例はあくまで、わかりやすく説明するための例え。勝率100%なんてありないが、複利の成長曲線は資金が大きくなるにつれてぐわっと急激に上がるイメージだ。
まとめ:目標は億トレーダーで結構。まずは小資金で増やす経験
人によって、毎月10万円あれば生活が楽になる!毎月100万円稼いで今の仕事を辞めたい。などなど、目標はそれぞれあっていいと思う。
しかし私の実例で言うと、FXを人一倍勉強しても、FXで絶対に成り上がりたいと強く心に誓っても、2年間はまるっきし勝ててない。自己分析をすると、性格がFXと相性が悪いのは重々わかってのことだ。
FXするには性格不向きだけど、諦めない根性だけは人よりも数倍強く、どうしたらお金が増えるか?これについてトコトン突き詰めた。その結果、資金の大きさではなく、小さい成功体験を積み重ねるしかないと分かった。
もしも、FXで勝てなくて悩んでいる人や、これからFXを始める人は、このような壁にぶつかった時に、この記事を思い出してほしい。
最後まで読んでいただき感謝。
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