FXのモチベーションは「前向き」であって「期待」であってはならない

初心者FX

FXって、結果が出ていないのに「モチベーション」を高く保つって、ほぼ不可能なんだよな〜。しかも、モチベが高いからって「FXで成功するか?」は無関係な話だ。

私自身が、2年間も勝ててなかった時期を振り返ると、モチベなんて地の底をいつくばっていたし、「よっしゃやるぞ!!」みたいなヤル気も数える程度だっだ…理由は勝ててなかったからw

皆さんも、FXで思うように結果が出なくて、悩んでいないだろうか?

もしかしたら「負のスパイラル」におちいっているかもしれない。

稼ぎたい→FX始める→勝てない→お金減る→手法を探す→勝てない→悩む→ヤル気なくなる

このような堂々巡りを繰り返していないだろうか。私自身も、なぜ?ナゼ?何故?これの連続で、2年間もずっと縛りつけられてた感じだった。

そこで今回は、同じような悩みを持つトレーダーに、私なりの「モチベーションの保ち方」や「FXとの向き合い方」について解説したい。

FXで勝ちたい気持ちが強い人ほど、ぜひ目を通して欲しい。

FX初心者に助言。モチベーションは不必要だ

初心者トレーダーの、モチベが低いということは「FXで勝てていない」ことと道理。これらについて、私の経験でモノを言わせてもらう。

ハッキリ言うと!勝ててない頃のモチベーションは「期待」でしかない。FXで期待(という)感情そのものが「FXの本質」からズレてる。期待ってギャンブル的思考だと思いません?

「宝くじ」などのギャンブルは「運」の要素が強い分、「期待」するしかないと思う。しかし、FXは「資金管理」「プロセス」などのスキルを使って「結果を出すゲーム」だから、モチベーション(期待)とか「糞の役にも立たない」のだ。

プロトレーダーの私からすれば、FXの「モチベーション」とは、「前向き」であるべきで「期待」であってはならない。

つまり!勝ててない頃のモチベーションとは、精神安定剤みたいなもので、FXの結果は1ミリも変わることはないのだ。

結果「モチベーション(期待)」は捨てて「前向き(モチベーション)」へと変化させよう。

FXって『こんなに泥まみれになるのかよ?』(と)後から気付かされるよりも、「泥でも雨でもかかってこい」←このように覚悟をしておけば、少々ヘコたれても前進できるんだ。

まずは「前向き」でありつつ、FXで将来どうなりたいか?(という)明確で強い意志と目標が大事。

FXに「感情」や「モチベーション(期待)」が乗っかる時点で、トレーダーじゃない!ギャンブラーだ。

今のあなたはどっち?

FXはモチベーションよりも「成功体験」が必要

※下記↓から、モチベは「期待」ではなく「前向き」という前提で話を進める。

FXの世界に、一歩でも足を踏み込んだ時点で、全員「ある魔法」にかけられる。それは「お金と力尽くで戦わされる」というもの。要は、お金とお金の殴り合いだ。

しかし「底無しの体力を持つお金(相場)」と「武器も知恵もない自分」が戦うという、どう見ても負け戦。

なぜFXが「負け戦」と豪語できるのか?FXは極論「上か下か」を当てる、勝率50%のゲームなのに、勝てているトレーダーは1割以下に満たないからだ。そこには「人間を狂わせる」お金の魔力がある。

FXは「底無しの体力を持つお金」に加えて「人を狂わせる魔力」を持つ、最強の敵なのだ。どう考えても「チート」すぎて、はだか同然の素人が勝てるわけがない。

FX初心者が、こんな敵(FX)と戦っているんだから、そりゃ〜モチベーション(初心者は期待)なんて上がるわけがない。

私の経験上、モチベーション(前向き)は、後からついてくるものだと考える。

最初は小さい成功体験を経験し、皮一枚のモチベがUP。そのまた小さな成功体験で、モチベが少しUP。このように「良い結果」からモチベが遅れてついてくるから、勝ててない内からモチベを高く保つこと自体が不可能だ。

まずは、後ろを振り返らず、小さいな成功体験を積み重ねよう。

FXで勝てるようになったキッカケ

私自身が2年間も「お金とガチンコバトル」をした結果、お金と綱引きしても、勝ち目がないと理解した。

そして、FXに精根尽きたころ、綱引きの手綱たづなを緩めたタイミングで、なぜかFXで勝てるようになってきたのだ。

何がこうして、勝てるようになったのか?

それは「FXで早く稼ぎたい」(という)欲望を切り離したことで、「負の連鎖」から「正の連鎖」にシフトしたのがキッカケで、勝てるようになった。

『いや!具体的に言ってよ』なんて声も聞こえるが、「正の連鎖」(という)ものは、何がキッカケで勝てるようになるかは個人による。

例えば、頻繁にドカン負けするトレーダーが、本業の仕事を転職したとしよう。いつもなら、トレードできる時間が毎日21時以降にトレードをしていた。しかし、転職したことで朝が早くなり、1時間しかトレードできなくなった。

なのに、なぜかトレードで勝てるようになった。

↑この例のトレーダーが「正の連鎖」になったキッカケは、転職でトレードリズムが変わり「トレード回数」と「時間」が減ったこと。

つまり「正の連鎖」のトリガーは、「時間を絞っただけのこと」。すると、FXの執着心が減り、負けても深追いすることなく、損失を限定することで、勝てるサイクルが生まれたのだ。

どうでしょう?今まで勝ててなかった人に、『あなたの原因はトレード回数が多いことだ』なんて言われてもピンとくるはずがない。

しかも、自分で自制して、実行に移すことも難しい。

これは、何かのキッカケを自分で経験しないと、すんなり受け入れる事ができない。自分で気付くためには「負の連鎖」にどっぷり浸かる経験も、ある意味必要なことである。

私が「正の連鎖」になったエピソード

私の場合は「負け連」が続き、力一杯握っていた手綱たづなを緩めたことで、冷静な行動を取れるようになった。

●チャンスに見える場面も、どうせ裏切られるだろうから、ここまで来たら、さすがにエントリーしてやる。このような温度感。

●画面を見るとエントリーしたくなるから、ボラティリティが高い「欧州時間」になったら、画面の電源を入れる。

●その日が損切りで終わってもいいや精神。←ある意味「無気力」。

このようなことがキッカケで、私のトレードルーティンが変化し、「負の連鎖」から「正の連鎖」に変わったことで、鰻登りに成績が良くなったのだ。

あの最強の敵(FX)に勝てるようになった瞬間、勝つためには、最強の武器(手法)で戦うのではなく、「戦わずに交わすこと」だったのだ。

簡潔に言うと「FXで稼ぎたいけどFXしない」←言葉にすると矛盾しているようだが、FXの本質をついた一言だと自負してる。

「FXの本質」(という)ものは、手法ばかりに目を向けがち。だって、プロと同じ手法を試しても『勝てないから詐欺だ』みたいなイチャモン付けるヤツもいる。

同じ手法なのになぜ勝てない?私の答えは、FXの本質が「勝ち負け」じゃないからだ。

抽象的で、初心者トレーダーには理解しにくいかもしれないが、FXの成績がパッとしない時は『FXは手法じゃないんだ』(という)言葉を思い出してほしい。

ナゼなら、シンプルな平行線だけで勝ててるトレーダーもいる。←このように、ドライバー1本(平行線)で戦う「プロゴルファー猿」のような億トレーダーもいるんだぞw

勝ててるトレーダーからすれば、手法(という)ものが「いかに存在感が薄いか?」いくら初心者でも、もうそろそろ「肌感覚」で理解は出来てるハズだ。

この記事をキッカケに、あなたのトレード成績が爆進することを祈っています。

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