FX初心者は「数の経験」に勝るものなし【超短期スキャルトレード】

初心者はスキャルピング初心者FX

今回はFXで、初心者の方が、1番上達するための方法として、私が得意な短期デイトレード(スキャルピング手法)のメリットについて解説したい。

この記事では、「FXを始めたばかりの方」や「経験が浅い方」に向けた「上達法」について、専業トレーダーである、私なりの見解だ。

この記事を読まれている方は、FXで“どのような目標があるだろうか?”問答無用で「稼ぐ」ことが全てのトレーダーの「願望」であり、FXをやる「目的そのもの」だと考えられる。

では、FXだけで「生活できるレベル」になるには、どのようなプロセスが必要かと言うと!経験あるのみだ。

・大損する経験
・イライラで八つ当たりする
・勝っていたのに調子に乗って大損する
・なんでもない場面でトレードして損切り
・反省しても同じことを繰り返す
・ルールを無視した
・全損して入金‥また入金を繰り返す

などなど、たくさんありすぎで書けばキリがないが、少なくとも、年単位で勝っているトレーダーであれば、当然のように数多(あまた)の経験をしている。

勝てるようになるためには、「勝ちと負け」を上手に繰り返すことで「+の利益」が増えていく。

これこそ健全なトレードであって、自転車でこれ以上のスピードで曲がると「すっ転んで大怪我するな」と言うタイミングを知っておかないと、何度も転ぶなら、そりゃ〜資金がいくらあっても+にはならない。

そのために、トレード数を多くこなすことで、たくさんの経験ができる「短期デイトレ(スキャルピング)」を推奨したいのだ。初心者の方は是非とも参考にしていただきたい。

FX初心者は短期スキャルピングトレードがおすすめ

FXトレードの時間軸には大きく分けて3つ

・スキャルピングトレード(超短期トレード)
・デイトレード(短期トレード)
・スイングトレード(中長期トレード)

この3つのうち、最終的には、自分にあった時間軸でトレードするのが1番だが、初心者の頃は、経験値を多く蓄積するために、トレード数がもっとも多い「スキャルピング」を推奨。

スキャルピングの特徴

1日に数回〜数十回のトレードを繰り返す手法で、利食い(利益確定)や損切り(損失確定)する値幅が小さく、勝率が高い特徴。

ほとんどの方は、仕事をしながら、空いた時間にトレードをすると考えられるが、そんな中で「チャンスが少なくてトレードできない」←これじゃ話にならない。

それぞれのトレードスタイルで「1ヶ月トレード」すると、どちらが多く経験できるのか。

◆スキャルピング1日に5回〜10回/1ヶ月で100回〜200回

◆デイトレ1日に1回〜3回/1ヶ月で20回〜60回

◆スイング1週間に1回〜3回/1ヶ月で4回〜12回

↑コレはあくまで目安だが、私のイメージはこんな感じ。まずは、初心者から「スイングトレード」で始めた人は、1ヶ月で数回しかトレードできないのに対し、「スキャルピング」は数百回もトレードができるので、経験値がまるで違うのが一目でわかる。

もっと言えば、資金が小さい時にスイングトレードをしても、全く稼ぐことができない。

スイング手法は、どうしても「上下の揺さぶり」に耐えるため、50pipsや100pipsなどの大きな値幅に耐えられる「低いロット」でトレードする必要がある。

10万円くらいでFX始めたとしても、100万円到達するのに、早くても1年以上かかってしまう。←レバレッジを大きくすれば、期間は短縮できるが、レバレッジを上げるだけの「経験や度胸」も必要。

ゴロちゃん
ゴロちゃん

それに比べてスキャルピングの場合は、1トレードの利益は小さいが、圧倒的な「トレード回数」で、利益を積み重ねることができるんだ。

もちろん、安定した利益が出るまでには「経験」は必要だが。

私のトレードでは、デイトレで「1トレード10pips」が利益目標(日利3%)。

しかし、その時々で「スキャルピング」もする。例えば、値動きが弱い日もあったり、10pipsの値幅が取れそうにない時は、ロットを2倍入れて、半分の値幅(5pips)を狙う。

10pipsより5pipsの方が勝率も高いし、時間も短縮できるメリットがあり、効率よくトレードができる。このような、臨機応変にトレードするには、初心者の方には「時期尚早」かもしれないが、限られた時間でしかトレードできない人や、小資金から増やしたい方に「スキャルピング」はメリットでしかないのだ。

「小資金がむしろメリット」と言う話については【FXの複利を信じて小額でOK】急いで稼がなくても資金が増える話の記事も参考に。

FX初心者はスキャルピングで損切り癖をつけろ

超重要な結論から言うと、初心者がたくさん経験するべきは『ルールに沿った損切り』と断言したい。

この記事を読んでる読者に、「ウケがいい話」をしたいのは山々だが、FXで最も資金が増えるのは「損切り」であり、楽しくない話でもある。

「損切りができない」と言うことは「問題を先送り」してるだけの話で、損失を大きくしてしまうと、

・メンタル崩壊
・ルールを破る
・すぐに損を取り返したい

などなど、冷静にトレードができなくなる。

私も2年間勝ててなかった頃は、負けを認めたくないから、損切りを躊躇してしまい、気づけば莫大な金額の損を被った経験がたくさんある。

キチンと損切りのルールもあり、このラインまできたら損切りする…このように、ちゃんとルールを決めているにも関わらず、このパターンは絶対に戻るから大丈夫!などとルールを簡単に破ってしまい、損失をズルズルと先延ばしすることで、予定よりも大きい損切りになる。

なまじ助かるケースもあるし、損切りした後に、“やっぱり粘っていればよかった…”なんてことも確かにある。

しかしこれは「結果論」でしかない。覚えておこう!損切りルールを破った時は「損失を大きくする愚かな行為」だとゆうことを。

そのために、スキャルピングで数をこなし経験をしておく。さすれば、資金が大きくなった場面でも、額面にビビらず「きちんと損切り」ができる。

中級者になって、資金を全損するなんてことはよくある話。

まとめ:FX初心者は失敗での数で成長

初心者の方に、私はこう言いたい!スキャルピングでたくさん負けろ!w

FXは、ぶっちゃけメンタルゲームだと思っていて、手法やトレードのスキルが上達したとしても、メンタル次第で勝てなくなる。

理由は、恐怖心から「チキン利食い」や「ドカン負け」になって、リスクリワードが悪くなったり、ルールがなくなり無法地帯になるからだ。

ルール破りは「デイトレ手法」と「スイング手法」に多い傾向だが、ポジションを長く持っていると、気持ちが揺さぶられて「一喜一憂」しやすい。利益を目標まで伸ばすことができず微益になる。逆に損切りはできずに大損…!

それに比べて「スキャルピング」は、目標の「損切り位置」と「利確位置」が近いから、わりかしルールを守りやすい。

まずは、勝ちにこだわらず、“上手に負けて「たくさん経験を積む」”ことが、常勝トレーダーに早く近づける。

最後までご覧いただき感謝。

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